今度小学校に入るし、子供の机はあったほうがいいよね
でもどうやって選んだらいいんだろう?
失敗しない学習机えらびかたについて、実際に半年ほど使ってみた体験を踏まえてお伝えします
「学習机って結構高いし、しっかり選びたい」
「ネットで探すとたくさん出てきたどれを選んだら良いかわからない」
こういった疑問を解決します
まずは大きさを確認しよう
以下の寸法を決めましょう
机の幅
まずは机を置く場所の幅をしらべましょう
どのくらいの大きさのものを選べばいいんだろう?
置く場所の幅が110cmなら100cmまでが良いです
スキマがあると机の移動も楽ですし、横にフックがあれば荷物もかけられます
狭いわが家の場合は、ロフトベット(幅200cm)の下に、既に100cm幅の机が
あるので、その隣に置きたいので90cmの机を選びました
机の奥行
60cm以上をおすすめします
50cmとかせまいものでもいいのかな?
多くのテキストやプリントはA4(29.7cm)です
60cmあると縦に2枚おけると、参考書とノート、
教科書とプリントを並べて置きやすいです
机の上の棚の大きさ
棚は大きいものや浅いものもあるみたいだけど?
小学校1年生の平均身長は116cmです
棚を含めた高さが120cm以下だと圧迫感が少ないです
また棚の奥行はA4の幅が21cmですので、これより深さがあると
教科書をおいても崩れにくいです
天板の高さ
75cm前後のものが多いので、75±3cmくらいで選ぶと良いです
あまり低いと足が机に当たったり、あまり高いと手の位置が定まりにくいです
高さはどれもそんなにかわらなそうだね
天板は材質だけでなく塗装も確認しよう
見た目で分かりにくいものもあるので、以下のポイントに気を付けてえらびましょう
天板の材質に見た目以外の違いなんてあるの?
結構いろんな名前の材質があってどれを選べばいいかわからない
天然木(UV塗装)
一番おすすめで、わが家もUV塗装をえらびました
主なメリットは以下です。
あと一般に売られている学習机の天然木製の種類は2つはあります
幅はぎ材のほうがより継ぎ目が少ないので、表面がより滑らかです
・幅はぎ材 ⇒ 長めの木材を横のみに継いでいるため見た目がきれい
・集成材 ⇒ 小さい木材を縦横につないでいるので継ぎ目が多い
天然木(ウレタン塗装)
少しでも安く手に入ると助かるんだけど?
そこまでこだわりはなくコスパを求めたい場合におすすめです
UV塗装と比較して安価な傾向があるのはメリットです
一方でデメリットとしては耐熱温度が120℃程度と低い
傷がつきやすい、耐用年数がUV塗装と比較すると短いです
スチール製
会社でつかってるかんじの机だね
おうちが広く搬入にも据え付けにも困らない場合はおすすめです
いわゆる企業のオフィスでよく見るデスクで強度もあり広さも十分です
ただし表面がザラザラしているものは字が書きにくいことがあります
オフィスのようにディスプレイとキーボード、紙の図面を同時に広げるほどの
作業スペースは小学校のうちは過剰かなと思います
その他の木材
OOOO化粧繊維板やメラミン化粧板等のいろいろな商品があります
長い名前の材質がいっぱいかいてあるけど、どれを選べばいいの?
近年は安価で丈夫なものもあるようですが、基本的な特性として
弱いです。接着剤を使って表面にさまざまな材質の化粧板を張り付ける
構造をしているので、表面が柔らかく傷がつきやすかったり、熱に弱い場合があります。
張り付けている化粧板の強度としては、
現物を見て大丈夫そうか確認することをおすすめします
心材がパーティクルボードの場合、化粧板の傷からコップに結露した水がしみ込んで
膨らんでしまうとほとんど修復不能となります
他に材質の名前が書いていないものは極力さけたほうがよいかも
天板以外の場所は強度的に持てばよいから
天然木以外の材料を使っているのは問題ないよ
構造が強いか確認しよう
見た目や構造から長く使えるものを選びます
幕板の広いものを選ぶ
幕板は机の背面側に見える縦にくっついている板だよ
この幅が狭いと横向きの力に弱いので、消しゴムを使うときに揺れたり、
文字を書くときに微妙に揺れたり気になります
狭い幕板が上1本、下1本よりは全面のほうがより強いよ
補強ブレースが入っているものを選ぶ
補強ブレースは机の背面に見えるバッテンの棒だよ
金属製のものに多いですが、補強ブレースがあると、見た目が細い机でも
横揺れに強く揺れにくいです。
それでも木製と比較して本体自体を軽くしているので、どうしても揺れやすい
傾向があります。
子供の好みも確認しよう
ぼくこのつくえがいい!!
上で学んだ机の選び方を踏まえて子供の希望は最大限ききましょう
つかうのはこどもですしね
子供を説得するコツ
子供に好きなものを選んでっていうと、天板に問題があったり、
教材や文房具を置きにくいなど、学習に向かないものを選んで
しまうかもしれません。
さすがにちょっとその机は、、、
以下のような例を参考に説得しましょう
物理的に入らない
別にいじわるとかではなく、入らないものは仕方ないというパターンです
特に男の子が欲しがるような机はゲーミングデスクやガラストップなど
ぱっと見た目がスタイリッシュなものが多いですが、たいていデカいです
引き出しは必要
えんぴつや消しゴムは机の上におきっぱなしだと、散らかりますし
勉強を始める際の集中力も切らせてしまいます
引き出しあったほうがサメの歯とか入れられるよ
組み立て方法も確認しよう
組み立ては大変そうだし自信ないなぁ
車もないし家まで運ぶのもしてほしいなぁ
ネットで購入する場合は自分で組み立てることが多いと思います
おすすめは店舗で実際に天板の状態を触って確認しつつ、
配送、組み立ても依頼すると楽です
机は20~30kgくらい普通にあるので、
自分でできるかは重量をみて決めよう
ただ配送と組み立てを自分でやる場合は5000円ほど浮きますので、
それで本などの教材や将棋などのボードゲームを買ってもいいですね
子供と一緒に組み立てても愛着がわくと思いますのでおすすめです。
大変ですが意外と楽しいですよ
まとめ
こんな机を選ぶと失敗しないよ
長く使うものですので、お子様にぴったりの机えらびの参考になれば幸いです
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