【中学受験するかしないか】コストと判断軸

そもそもどういった場合に中学受験が良くて、高校受験が良いのか考え方を整理してみました

中学受験するかの判断軸

一般的に以下のような点が判断軸になるようです

順番に見ていきます

親の経済力

中学受験は地元の公立中学に進学すれば良いところ、

あえて私立中高一貫校を目指しますので、コストがかかります

ざっくりですが調べると以下のような感じになりました

これは最低限なのでもう少し細かくみていきます

私立中高一貫校入学までに想定されるコスト

とりあえず書き出していきます

以下は想定コストの内訳です

さらにオプションとして

私立中高一貫校の授業料と諸経費

ざっくりいうと、

授業料の調査については以下の記事も参考になると思います

【学費調査】私立中高一貫校っていくらかかる？

これは授業料だけなので、さらに以下のような費用が上乗せされます

ざっくり６年間で２５０万円ほどと思われます

各学校によってバラバラですが、以下のようなものがかかります

そういえば先日日能研で戴いた資料の後ろに

『教育資金贈与』の記載があって、そこには

とありました

日能研で戴けた資料はこちら

ということでかなり土台、というか家系からいって世界が違う感があります

また文部科学省が令和５年度の学習費調査を行った結果では学校外活動費は

とのことでした

平均なので単純に６倍して約４３０万円なので

だいたい合っていそうですね

原文は以下です

令和５年度子供の学習費調査の結果

親の可処分時間

小学生なので塾に入れたらあとは自動的に勉強してくれる

なんてことはないので、親が学習計画、プリントの整理等を

する時間が必要になるようです

どのくらい時間が必要かという指標はありませんが

ということだけは言えるようです

国立教育政策研究所の論文で、

小６国語の成績に寄与する学校外教育支出の影響は＋０．１２９

母親が無職であることの影響は＋０．１７４

とのことです

原文は以下です

親の所得・家庭環境と子どもの学力の関係

子供の特性

あまり定量的なデータはありませんが

一般的に中学受験に向いている子供の特性として

以下のようなものがあるそうです

ちなみに先ほどご紹介した論文で、小６の国語について

『男の子』というだけで、ー０．２９３もマイナスの影響があるそうです

『男の子』に教育支出と母親の時間を使って

ようやく『女の子』と同じくらいと聞くと

『女の子』というだけでかなり有利に感じます

まとめ

以下のような条件なら中学受験をするのがよさそうです