【中学受験する?】私立中高一貫校の進学先

中学受験

そもそも中学を何のためにさせるかの理由の1つは

大学進学実績だと思いますので

少し調べてみました

私立中高一貫校を受験させる理由は様々だと思いますが

私立中高一貫校の大学進学実績を推定してみました

私立中高一貫校の合格実績とは

私自身は小中高と公立で進学実績を競うような世界とは

無縁だったのでこのことを勘違いしていました

合格実績 ≠ 進学実績

つまり基本的に公表されているのは『合格実績』で

実際に行った『進学実績』ではないのです

例えば生徒100人に対してA大学の『合格実績』が

50人としたら、実際に50人行っているわけではない

ということです

そもそも私立中高一貫校ってどのくらいある?

まずは選択肢としてどのくらいあるかですが、

古い文科省のデータでは236校となっていました

出典元|文部科学省 高等学校教育の現状

また首都圏模試センターで東京都の全域指定で検索すると

本記事作成時で198件と検索されました

こちらはコース等が1校で複数あるため重複している

学校も含まれているものと思われます

リンク|首都圏模試センター

大学のグルーピング

偏差値で分けている大学群と言われているもので

一般に以下のようなグルーピングをしていることが多そうです

偏差値は一般的な目安です

【国公立大学】

  ・偏差値75:東京一科 ※

  ・偏差値70:旧帝大

  ・偏差値65:筑横千

  ・偏差値60:金岡千広

   ※『科』は以前の『工』と同じ

【首都圏私立大学】

  ・偏差値72:早慶上理

  ・偏差値66:GMARCH

  ・偏差値55:日東駒専

  ・偏差値48:大東亜帝国

他にも受験業界ではいろいろな大学群が略されているようで、

国立で電農名繊、私立で成成明学などなどいろいろあるようです

合格実績から予想される進学実績

どういうことかというと、

実際にその偏差値の学校に行けた人の割合がどのくらいか?

ということです

例えば東京大学に合格した人は、おそらく早稲田大学や慶応大学

筑波大学に合格するひとは、立教大学や法政大学に合格しているだろう

と仮定します

つまり、、、

100人のGMARCHの合格実績は100人がGMARCHに行けたわけではない

個々人の進学先とその数については公表されていないことが多いと思いますので

上記のような理由から、合格実績として公表されている一番偏差値帯の

グループの合格者数は、1人2校合格していると仮定して見ていきます

中学入試時点での偏差値別の合格実績と予想進学先

同じ偏差値帯でも進学先は様々ですが、首都圏模試の偏差値で

OOの学校の1つではこんな感じという例として調べてみました

とりあえず浪人等もすべて含む数字とします

首都圏模試偏差値75の合格実績の例

【母数:約450人】

  東京一科:約50人

  旧帝大:約25人

  筑横千:約40人

  早慶上理:約580人

  GMARCH:約420人

とんでもない進学実績ですね

早慶上理が半分でも260人になるので、

この学校の真ん中らへんの成績だと

早慶上理が固いということになりそうです

首都圏模試偏差値70の合格実績の例

【母数:約220人】

  東京一科+旧帝大:約20人

  筑横千:約10人

  早慶上理:約110人

  GMARCH:約290人

GMARCHを半分にすると145人になるので、

この学校の真ん中らへんの成績だと

GMARCHは固く、早慶上理にも1/3くらいは

進学しているということになりそうです

首都圏模試偏差値65の合格実績の例

【母数:約400人】

  東京一科+旧帝大:約10人

  筑横千:約10人

  早慶上理:約65人

  GMARCH:約320人

GMARCHを半分にすると160人になるので、

この学校の真ん中らへんの成績だと

GMARCHを目指して、40%くらいは

実際に進学しているということになりそうです

首都圏模試偏差値60の合格実績の例

【母数:約230人】

  一科+旧帝大:約15人

  筑横千+その他国立:約15人

  早慶上理:約25人

  GMARCH:約120人

GMARCHを半分にすると60人になるので、

この学校の真ん中らへんの成績だと

GMARCHを目指して、25%くらいは

実際に進学しているということになりそうです

首都圏模試偏差値55の合格実績の例

【母数:約400人】

  一科+旧帝大:約1人

  筑横千+その他国立:約5人

  早慶上理:約5人

  GMARCH:約80人

GMARCHを半分にすると40人になるので、

この学校の真ん中らへんの成績だと

GMARCHを目指して、10%くらいは

実際に進学しているということになりそうです

偏差値60の公立高校の合格実績

ここで中学受験をさせるかさせないかを考えるうえで

公立の場合の参考値を1つ載せておきます

※公立中高一貫校ではありません

【母数:約270人】

  その他国立:約5人

  早慶上理:約5人

  GMARCH:約60人

GMARCHを半分にすると30人になるので、

この学校の真ん中らへんの成績だと

GMARCHを目指して、10%くらいは

実際に進学しているということになりそうです

個人的なまとめ

中学受験するかしないか、まだ決めていませんが参入するとしたら

大学進学実績という視点においてのみで撤退基準を決めるとしたら

高校の偏差値60と同じくらいの進学実績になる以下くらいで考えています

・首都圏模試の偏差値55

・四谷大塚、日能研偏差値45

・SAPIXの偏差値:38

理由としては以下のことを考えています

①高校入試の偏差値60は、中学入試の段階で上位2割が抜けていると

 考えるとそこまで到達が難しくない

 (それなら地元の公立の中学校、地域の高校で十分)

②10年後の大学入試において日東駒専の倍率が相当に

 下がっている可能性があること

 (例えば日東駒専は1.0倍近くになるなら

  苦労して中学受験で首都圏模試偏差値55以下の

  中高一貫校に通わせることはない

  逆に高校入試がないことによる中だるみリスクが増加しそう)

③私立中高一貫に行くために1500万円近い教育費は

 大学への進学実績のみを考えるのであれば浪費と考えられること

 (もちろん別の軸があれば考慮する)

④勉強において適性のない子供に無理に勉強をお金をかけてさせるより

 他の選択肢を提供したほうが良いと思われること

 (クレーン運転士になる、アプリを作る、マイナースポーツを頑張る、

  簿記や宅建など学歴不問の資格もたくさんある)

だれしもが大学進学のみが中学受験の目的とは考えていません

一方でうちに限って言えば中学受験するのであれば、正直ある程度の

大学に進学できることに重きをおきたいと考えています

成長の具合を見ながら、大切な教育費を何に使うのか

進め方を冷静に見極めていきたいとおもいます

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