【小1算数】勉強の達成目標を具体的に考える

学習目標

小1ってどのくらいまで出来ればよいだろう?

計算や読み書きを詰め込むより、今は体験を優先して後伸びを重視したい

そのような背景から小1算数でどこまで出来れば良しとするか考えてみました

小1のうちに”数の位”を身につける

そもそも数がなんの役にたつのか、実際の生活と結び付けて実践してみました

数を数える

100までの数の数え方を繰り返し、いろんな方法でトライしてみます

特に、一の位、十の位、百の位という位の概念を理解するのが重要です

具体的には以下のような方法を試してみました

・おさいふを与える

 1円、10円、100円を現金で与えて、自分でおやつ等をお店で購入するように

 しました。安いものですが、小銭入れの中に仕切りがあるものを与えると、夏休み

 頃には、100円玉と、それ以外の10円玉や1円玉を分けて持つようになりました

 交通系ICカード等電子マネーは便利ですが、現金を自分の手で数えて払って、

 お釣りをもらうという体験を重ねると位の概念の理解を助けたようです。

小1範囲の足し算、引き算

ここでもお金を使って、以下の方法を試しました

・お小遣い帳の導入

 数の位に触れる機会を増やすことが目的なので、毎月ではなく、

 毎週硬貨で与えるようにしています

 お小遣いで自分の欲しいものを買えないと、支払いとお釣りをもらう

 体験が減ってしまうので、月に数百円になる程度はあげています

 大嫌いな文字を書くモチベーションにもなっていますし、おこづかい帳を

 ちゃんとつけないと損してしまうので、真剣に計算するようになりました 

小1のうちに数をまとめるコツをつかむ

お小遣いをためて、使っていくと、いろんな種類の硬貨が手に入ります

それを使って位を体験しています

計算でも5や10になるよう先に計算をして進めると早く計算できますよね

数をキリの良い数にまとめていく感覚をお金で体験させてみました

・硬貨の数を最小になるように両替する

 大きいのに変えて~、とお小遣いをあげたときに言ってくるようになりました

 例えば10円玉が10枚集まったら100円玉1枚と交換、5枚なら50円玉と交換、

 1円玉5枚と5円玉1枚で10円と交換、といった具合にしています

 そしてお小遣いをためていくと、ついに1000円札が登場しました

小1のうちに数の比較をする

どちらが大きい、小さいといった比較や数直線、順番のことです

数字を比べる

一番視覚的にわかりやすい比較は天秤です

くもん出版社から、”てんびん論理パズル”というものが出ていますので試してみました

4色の石を釣り合わせるゲームで、個数と重さで数字を比べることを体感できます

小1のうちに数直線を体験する

一番身近で分かりやすいのは定規です

工作を一緒に作ってみて、材料をカットする際に定規を使ってみて、

長さの概念をつかめるようにしましょう

4cmの穴には5cmのものは通らないことをボールと紙を使ってやってみても良いですね

小1のうちに図形の基本をおさえる

いまさら、と思われるかもしれませんが、積み木あそびは図形の基本をつかむうえで

とても効果がありました

三角形を基本として、2こつなげると正方形、正方形を2こつなげると長方形と

いった具合に覚えていきます

もし積み木より折り紙が好きということであれば、折り紙でもいろいろな形を作ってみましょう

特にいろんな紙飛行機を作ってみることで三角形から作るものと、長方形から作るものがあって

形の概念を理解するのに役立ったと感じます

小1でアナログ時計の読み方を覚える

小2以降の単元と時間計算を除いてはつながりが薄いので、時計が嫌いになってしまうようであれば、

子供の成長を待ってから覚えさせたほうが良いです。

もともと幼稚園のときは全く読めなくて、子供もイライラしてしまって覚えるのを

放棄していましたが、小学校に入って、夏休みが明けるころにはいつの間に読めていました

アナログ時計の読み方は、以下のようなポイントに細かく分解して

説明するとわかってくれることもあります

・時計の針は右回転すること

・長い針のほうが速く動き、短い針は遅く動くこと

・短い針は”何時”を表すこと

・短い針は1~12と読むこと

・長い針は”何分”を表すこと

・長い針は1~60と読むこと

特に子供が混乱するポイントとして、短い針が1~12なのに、長い針だと1~60と読むのに

時間がかかったので、時計板に60目盛りが振ってある時計や、ドリルでも良いと思います

わが家では、”くろくまくんのとけいえほん”を使いました

またアナログ時計に限らず、時間感覚を付けるという意味では、家の中のどこにいても時計が

見えるようにしています

机やベッド、リビングにはデジタル時計をおいてあるので、最初はデジタル時計の

読み方を覚えましたが、時間の感覚がついてからアナログ時計に取り組んだことで

理解が早まったと思います

算数は積み重ねが必要な分野なので、なるべく細かく区切って、着実にできていることを

確認しながら進みましょう

先取りしても基礎部分に理解の甘いところがあると理解が止まってしまいます

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