最近、教育系YouTubeチャンネル(リザプロ教育研究所)で配信された【中学受験は9割の子供には不要?】という動画を視聴しました。
動画リンク:【中学受験】9割の子には不要?5000時間でMARCH附属はコスパ悪い…”ガチ中受”の是非【じゅそうけん】
過熱する中学受験ブームに対する辛口な分析や「撤退の判断基準」、そして「家庭崩壊のリスク」など、かなり本音に踏み込んだ内容でしたが、現在小学3年生(日能研の予科教室通塾中)の息子を持つ親として、非常に深く考えさせられるテーマでした。
今回は、動画の要点を整理しつつ、我が家のリアルな状況に当てはめて見えてきた課題と、今後の方針についてまとめてみたいと思います。
1. 動画のポイント要約(何が語られていたか?)
動画の核となっていたのは、「中学受験ブームの行き過ぎに対する警鐘」と「我が子の適性の冷静な見極め」です。
- 9割の子には不要・コスパの疑問: 日能研偏差値55の中学に合格するには約4,500〜5,000時間の勉強が必要。これは大学受験で超難関校を目指す勉強量に匹敵し、出口(進学先)がMARCHクラスだとするとコスパ面での疑問が生じる。そうはいっても会社の同僚でも私立中高一貫校出身が多いことに、子育てする段階になって気づきました。ちなみにコスパという意味だと個人的には幼稚園、小学校、中学校、高校、大学のいずれでもなく、大学院受験が最高効率だと思っています。
- 不安産業の側面: 昔の「円周率3事件」のように、公教育への不安を煽る塾側のマーケティングもブームを後押ししている(実際の公立中学は荒れているというより無気力化傾向。私立でもいじめは存在する)。個人的には私の業務においてだけ言えば、円周率3でも実務上そこまで困らないかなと思いました。正確に計算したいならPI()ですし、概算で良いなら3でやっても、とんでもない設計判断ミスになることはないか、なったとしても答えの値がさすがにちょっと、、、と気づきます。
- 明確なメリット: 東大・医学部や超難関理系を目指すなら中高一貫ルート(特に算数・数学の前倒し・蓄積)は圧倒的に有利。公立から医学部現役合格は難易度が高く、4~5か年計画になる。このレベルを目指すのはとてもではないですが難しいと感じました。少なくとも本人の希望が強いか、現時点で余程の勉強センスがあればよいと思いますがその傾向はありません。
- 中学受験に向いている子の3条件:
- 競争適性が高い(負けず嫌い)
- 算数が得意(思考力・センス)
- 精神年齢が高い(自己管理ができる)
- 撤退の基準と「戦略的高校受験」: 撤退するなら小4の1年以内(小5に上がるタイミングまで)。小6夏からの撤退はサンクコスト意識からほぼ不可能。最初の算数偏差値30から50超えへの劇的ジャンプアップは稀。撤退しても高校受験でその経験は活きる。
- 家庭崩壊のパターン(親の関わり方): 親(特に伴走する側)が問題を解けなくなると、指導できずに「姿勢を正しなさい!」などの根性論やマナー講師化に走り、子供から見下される原因になる。
2. 我が子の「適性」に当てはめて考えてみた
動画で提示された「向いている3条件」や「内申点リスク」に、小3の息子の現状を照らし合わせてみました。
① 競争適性:△(勝ち負けより「友達効果」)
ガチガチの負けず嫌いというよりは、「友達と一緒に勉強してテストを見せ合うのが楽しい」という平和な(?)お客様スタンスです。「〇〇君ってすごいんだよ!」と素直に他人の羨ましさや凄さを認められる環境を楽しめているのは、現時点では日能研に通わせて良かった点だと感じています。
② 算数・パズル適性:○(工夫次第で伸びる余地あり)
本人は得意だと信じ込んでいますが(笑)、客観的には「少しできることがある」という標準的なラインです。
難易度が高いパズルは1人だと挫折しがちですが、こちらが補助線を1本引いてあげるなどの「適切な足場かけ」をすると理解できます。テキストを2周ほど回せば少し捻ったテスト問題も解け、「できた!」と喜ぶ原動力はあるため、伴走次第で算数力は伸ばせそうです。
③ 精神年齢と「忘れ物」の壁:×(最大の懸念点)
精神年齢はムラがあり冷静な一面もありますが、とにかく「忘れ物がとんでもなく多く、マイペースで先生に怒られやすい」という特徴があります。
ちゃんと学校のプリントを持って帰ってくるように言えば、個人面談で机から大量のテストやプリントがぐしゃぐしゃになって見つかったり、安全のためにGPSを持たせたらGPSを出かけ先に忘れてきて取りに帰ったり、暑いからと帽子を持たせれば公園に落としてくるし、忘れ物偏差値があれば70超えるのではないかと思います。
実はここが最大のポイントです。動画でも触れられていましたが、高校受験(公立)では「内申点(提出物・授業態度)」が大きく響きます。我が子のように忘れ物が多く内申点が取りにくいタイプは、「あえて内申点が関係ない中学受験で一発勝負する」という戦略的意義に出てきます。
3. 親の関わり方とリスクヘッジ(父/母の役割分担)
動画の中で最も冷や汗が出たのが「親が教えられなくなって感情的になり、子供に見下される」という家庭崩壊パターンでした。
我が家の場合:
- 父親(私): 一緒に問題を解いて伴走ができるタイプ
- 母親(妻): 勉強の専門的な指導はノータッチ・見守りタイプ
この役割分担が明確になっているのは、結果的に非常に良いリスクヘッジになっていると感じます。
妻が無理に教えようとしてガミガミ怒る事態を避け、私が技術的なフォロー(補助線を引く、テキストの2周目を促す)に徹することで、子供との信頼関係や勉強への苦手意識を作らない環境を維持できています。
4. まとめと今後のアクション:親が過去問に挑んでみます!
動画を通じて改めて実感したのは、「周りがやっているから」「不安だから」という理由で流されるのが一番危険だということです。
我が家では「忘れ物の多さ(内申点リスク)」や「算数の芽」を冷静に見極めつつ、父親である私がしっかり伴走できるレベル・環境なのかをチェックしていくことが重要だと判断しました。
そこで動画の中でご指摘あった「親が過去問を解けなかったらやめた方が良い」とのことで、次の休みに過去問を実際にチャレンジしてみようと思います!
大人が解いても難易度が高い中学受験の算数ですが、「解説を見て自分が理解・説明できるレベルなのか」「どんな思考力が求められているのか」を肌で感じてくる予定です。
実際に過去問を解いてみたリアルな結果や、各校の問題傾向、親として感じた手応えについては、次回の別記事で詳しくレポートしたいと思います。ぜひ楽しみにお待ちください!

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